カシミヤとウールのお洗濯方法

秋冬に優しく首元を温めてくれる、ウールやカシミヤの巻物。 温かい反面、たくさんの汗を吸収していることも。 お気に入りの一枚を永く楽しむために、お家でのケアについて学んでみませんか? 今回は、『カシミヤとウールのお洗濯方法』について学びます。

用意するもの
桶 / 洗濯ネット / ぬるま湯 / 中性洗剤 / 柔軟剤 / ゴム手袋 / バスタオル 今回の記事ではカシミヤのマフラーを使用。(ウールのマフラーやニットウェアも同じ手順でお洗濯できます。)

01.ぬるま湯を使用して洗濯する

カシミヤやウールをお手洗いするポイントは、「ぬるま湯」を使用することです。 お湯を使用すると、カシミヤが縮んでしまう可能性があるので、避けましょう。

02.優しく押し洗いする

桶に水を入れ洗濯洗剤を溶かし、ネットに入れたカシミヤを全体を優しく押すように 優しく押し洗いします。水が濁ってきたら水を取り替えて 2.3 回繰り返します。

03.優しくすすぐ
04.すすいだあとは、柔軟剤を含ませて繊維に油分を補給させる

お風呂上りに洗い流さないトリートメントをお使いになる方も多いですよね。 繊維に油分を補給することで、風合いを保つことができます。 カシミヤは頭髪と似た性質を持っているので、柔軟剤の変わりにコンディショナーを使用することもできます。 柔軟剤やコンディショナーを水に溶き、衣類に含ませてください。その後は洗わず水を流します。

05.軽く水をきり、大きめのタオルで優しくタオルドライ

桶に水を入れ洗濯洗剤を溶かし、ネットに入れたカシミヤを全体を優しく押すように 優しく押し洗いします。水が濁ってきたら水を取り替えて 2.3 回繰り返し絞らず、押すように軽く水をきり、大きめのタオルで優しくタオルドライします。 脱水は洗濯機ではなくタオルを使うのがおすすめです。繊細なカシミヤのダメージを最小限に抑えることができます。

06.陰干し

均等な重さに配置し、伸びないように注意してください。カシミヤの衣類を乾燥機で乾かすのは NG。 乾燥機に入れると縮んでしまったり、毛玉ができたりする恐れがあるので、必ず自然乾燥させましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回は自宅でできる『カシミヤとウールのお洗濯方法』をご紹介しました。
どちらもとても繊細な繊維ですので、洗濯に自信がない方は無理をせずクリーニング店にお持ちいただくのも良いと思います。
無理なく、自分のスタイルでお気に入りと永く付き合いしていきたいですね。

→『長持ちさせたい!カシミヤとウールのデイリーケア』の記事はこちら

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