カシミヤ・ウール製品のデイリーケアについて

洗濯表記で手洗い可能と言っても、カシミヤやウール製品はとてもデリケートな繊維なので、シーズン中に頻繁にお洗濯する事はおすすめ出来ません。 しかし、冬場は室内との温度変化も激しいため、汗をかくこともあるとおもいます。 今回は、そんなカシミヤやウール製品を長持ちさせるためデイリーケアを押さえていきましょう。

01. 着用後は陰干し

風当てをすると埃や塵を除去できることはもちろん、繊維に付着した匂いも取れるので、普段のお手入れに是非取り入れて頂きたいポイントです。
特に匂いが気になる場合は、スチームアイロンで繊維に十分に湿気を浸透させ、シワを伸ばした後に風当てする事で、より高い効果が期待できます。
また、シルクやウール、カシミヤは直射日光に長時間当てていると黄変(おうへん)してしまうので、干す際は必ず陰干ししましょう。

02. ヘビーローテーションしない

冬場で汗をかいてないからといって、同じマフラーを連続して着用するのは避けましょう。
連続して着用すると刺激を受ける時間が増え、毛羽立ちや毛玉の原因となります。
お気に入りのマフラーを、2 ~ 3 枚用意しておくことで、ヘビーユーズを避けるだけでなく、オシャレの幅も広がっておススメです。

03. 専用ブラシを使用する

着用後は、洋服用のブラシで軽くブラッシングしてあげましょう。
付着したホコリやゴミを取り除くことができ、カシミヤの風合いを長く保つことができます。
汚れが残ったままにしておくとシミや黄ばみの、虫食いの原因になります。

真冬は大活躍のマフラーですが、使用したら少し休ませてあげましょう。
大切にケアを行うことで、環境への取り組みにも繋がります。
カシミヤ、ウールのデイリーケアを実践して、寒い冬も快適に過ごしてください。

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